







このツールに入っている64柄のうち、よく使われるものの名前と、こめられた意味をまとめました。 どれも数百年のあいだ、着物の裏地や器、瓦、風呂敷に使われてきた「文様(もんよう)」です。 意味を知って選ぶと、同じ柄でも置きどころが決まります。
扇のかたちの波が、いくえにも重なって広がる柄です。雅楽の演目「青海波」の装束に使われていたことから、この名がつきました。
静かな波がどこまでも続くように、おだやかな暮らしが末永く。お祝いの席の器や、お食い初めの膳によく使われます。
六角形を組み合わせた、まっすぐな線だけでできた柄です。麻の葉のかたちに似ていることから名づけられました。
麻はまっすぐ、たいへん早く育ちます。そこから子どもがすこやかに育ちますようにという願いをこめて、産着や子どもの着物に使われてきました。
同じ大きさの円を、四分の一ずつ重ねて広げていく柄です。仏教でいう七つの宝(七宝)にちなみます。
円がどこまでも連なるかたちから、円満と、人とのご縁。「円」と「縁」をかけた、婚礼まわりの定番です。
二色の四角を互いちがいに並べた柄です。江戸時代なかごろの役者・佐野川市松がこの柄の袴をはいて評判になり、名前がつきました。石畳(いしだたみ)とも呼びます。
四角がとぎれず続いていくことから、家がとだえず栄えますように。もっとも古くからある柄のひとつです。
亀の甲羅に似た六角形をならべた柄です。中を花で埋めた「亀甲花菱」など、いろいろな組み合わせがあります。
鶴は千年、亀は万年。長生きを願う柄で、おめでたい席の着物や帯によく使われます。
矢の羽根をならべたかたちの柄です。大正時代の女学生が、矢絣の着物に袴を合わせた姿でよく知られています。
放った矢は戻ってこないことから、まっすぐに進むという意味と、嫁いだ先に落ち着くようにという願いが重ねられました。魔よけの柄でもあります。
三角形をすきまなくならべた柄です。蛇や魚のうろこに見立てています。
蛇が皮を脱いで生まれかわるように、厄をはらい、生まれ変わる。厄年のお守りとして身につける習わしがあります。
つる草がのびて絡まっていくようすを図案にした柄です。日本だけでなく、古くから世界じゅうにあります。
つるは切れずにのび続けます。そこから家の繁栄と長寿。風呂敷の柄としておなじみです。
波のあいだを飛ぶ小さな鳥を、まるく単純にかたどった柄です。
「千鳥」を「千を取る」と読みかえて、勝負ごとに勝つ・目標をつかむ。いつも二羽以上で描かれることから、夫婦仲むつまじくという意味も重ねられます。
とんぼを図案にした柄です。羽と細い胴のかたちが、そのまま模様になっています。
とんぼは前にしか進まないため、武士は「勝ち虫」と呼んで、兜や羽織、刀の下げ緒に使いました。今も男の子の着物によく使われます。
二本の曲線がふくらんだり細くなったりしながら、たてに続く柄です。湯気や雲が立ちのぼるようすをあらわしています。
気が上へのぼっていくかたちから、運気が上がる。平安の昔から、身分の高い人の装束に使われてきた格の高い柄です。
女の子の遊び道具だった手毬を、まるくならべた柄です。
「まるくおさまる」「ご縁がまるくつながる」。おだやかな日々を願う、女の子の祝い着の定番です。
桜の花を小さくちらした柄です。小さくちらしたものは「小紋」と呼びます。
むかしは桜の木に稲の神さまが宿ると考えられていました。実りと、はじまり。季節を問わず一年じゅう使える、数少ない花の柄です。
冬から早春に咲く椿の花をかたどった柄です。
冬でも葉を落とさず、寒さのなかで咲きます。魔よけと、変わらぬ強さ。慶事にも弔事にも使われる、静かな柄です。
たてよこの線を交差させただけの、いちばん単純な柄です。線の太さや間隔の違いで、まったく別の表情になります。
とぎれず続くことから子孫の繁栄。落ち着いた雰囲気が出るので、背景や下地としても使いやすい柄です。
ひし形をならべた柄です。中に花を入れた「花菱」、ひし形を入れ子にした「入子菱」など種類が多くあります。
ひし形は水草のヒシの実の形。繁殖力が強いことから、子孫の繁栄と健康。有職文様として格の高い柄です。
この柄は、右端と左端、上端と下端がぴったりつながるように作ってあります。 そのため何枚ならべても、継ぎ目の線やズレが出ません。上のプレビューで大きさを変えても崩れないのは、そのためです。
写真やイラストと違って、どんな大きさの面でも、画質を落とさずに埋められるのがシームレス素材の利点です。 名刺の裏一面にも、A1のポスター一面にも、同じ1ファイルで足ります。
CSSで background-image に指定し、background-repeat: repeat にするだけです。background-size で大きさを決められます。
画像を開いて「編集 → パターンを定義」(クリスタは「素材として登録 → 画像素材」でタイリングを"上下左右"に)。あとは塗りつぶしで面を埋められます。
2048pxの正方形なので、A4に4×4で並べると1マスが約5cmになります。のし紙、ぽち袋、お品書き、ブックカバーなどにお使いいただけます。
継ぎ目が出ないので、生地のプリントや、スマホケース・トートバッグの全面プリントにも使えます。
お使いいただけます。クレジット表記も不要です。ただし、素材そのものを素材として売ること(再配布・素材集への収録)はご遠慮ください。
上のプレビューで12色から選べます。無料でお配りしている8柄は、藍・紅・茶の3色を同梱しています。
いいえ。1本ずつ座標を計算して線を引いています。だから端と端がぴたりと合い、拡大しても形が崩れません。